コラム COLUMN
定期検診が人生を変える!定期検診する人・しない人の差
こんにちは。
福岡市南区の「秋岡デンタルクリニック」です。
あなたは歯の定期検診を受けていますか?
とある調査によると、日本の定期検診の受診率は10%未満なのだとか。
「痛くないのに、どうして歯医者に行くの?」と思っている人が多いのかもしれませんね。
けれども、定期検診をする人としない人では大きな差が出ることがわかっています。いったい、どんな差があるのでしょうか。
歯にかかる医療費について、みてみましょう。
定期検診をしない人は「検診代」はかかりませんが、むし歯になれば「治療費」がかかります。
むし歯の治療にかかる費用は症状によって異なりますが、むし歯の部分を削って目立たない白い詰め物・被せ物をつける治療で、年間の定期検診代を上回る出費になる場合もあります。
しかも、これはむし歯1本に対しての出費ですから、むし歯の本数が増えると出費は2倍、3倍とふくれ上がっていくことに。
さらに、一度むし歯になって治療した歯は弱くなりますので、むし歯の再発をくり返す傾向があります。
やがて歯を失い、保険診療内のブリッジや入れ歯の治療を行う必要がでてきます。
劣化や口内環境の変化で合わなくなると、今度は保険適用外のインプラントや顎の骨を増やす骨造成手術が必要になることも。そうなると、歯の治療に数百万円かかることもあるのです。
それに比べると、定期検診は1回2000~3000円です。
定期検診をする人は、検診とクリーニングでむし歯の予防ができて、治療をしなくて済むことが多いため、将来の治療費の出費を抑えやすいといえます。
むし歯は、ごく初期のものなら、治療をせずに治ることがあります。
定期検診をする人は、放っているとむし歯になる歯を早期にみつけてもらえるため、適切な処置と念入りなケアで、いつまでも自分の歯で過ごすことができるでしょう。
定期検診をしない人は、歯が痛くなってから歯医者に行くため、治療せざるをえなくなります。
場合によっては、歯を抜いて人工的に歯を補うことになり、さらに不具合が生じるたびに治療を重ねることになるでしょう。
歯の健康は、どんなにがんばっても毎日のケアだけでは不十分。プロによる定期的なメンテナンスが必要なのです。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされています。
定期検診をする人は歯が健康ですから、なんでもおいしく食べられ、身体に必要な栄養も十分摂れるでしょう。
また、しっかり噛めることで健康な身体を維持できると、生き生きとした毎日を送れることにつながります。
定期検診をしない人は、むし歯などで歯を痛めたり失くしたりして、思うように食べられなくなり、栄養が偏るかもしれません。
また、しっかり嚙めないと、糖尿病や脳卒中など、さまざまな病気のリスクを高めてしまうこともあるのです。
定期検診をする人としない人の差は、こんなにもあるのですね。
今からでも決して遅くはありません。当院で、定期検診を始めてみませんか。
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