コラム COLUMN
よく噛むことは元気のもと! 矯正治療で噛めるお口に
こんにちは。
福岡市南区の歯医者「秋岡デンタルクリニック」です。
矯正治療と聞くと、ガタガタの歯並びを整える見た目の治療と思われる方が多いのではないでしょうか。
矯正治療の目的は、歯並びを整えて「かみ合わせを良くする」ことにあります。矯正治療でめざすきれいな歯並びとは「よく噛めるお口」です。
今回は矯正治療がめざす、よく噛めるお口の効果と当院の矯正治療についてご紹介します。
噛むことの効果
噛むことは、いいことづくし。
日本咀嚼学会が提案する「ひみこの歯がいーぜ」をご存じですか?
よく噛んで食べていた時代の卑弥呼にかけて、よく噛むことで得られる効果を表した標語です。
・「ひ」は肥満予防。よく噛むと満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを予防します。
・「み」は味覚の発達。よく噛むと食材そのものが持つおいしさを感じることができ、味覚の発達につながります。
・「こ」は言葉の発音はっきり。よく噛むと顔の筋肉が発達し、正しい言葉の発音を促進し、表情豊かになります。
・「の」は脳の発達。よく噛むと脳の血行が促されて、脳細胞が活性化します。
・「は」は歯の病気予防。よく噛むと唾液が分泌されて虫歯や歯周病の予防になります。
・「が」はがん予防。唾液中の酵素は食品に含まれる発がん性を抑えると言われています。
・「い」は胃腸快調。よく噛むと消化吸収が促されます。
・「ぜ」は全力投球。よく噛むことは集中力を高めて全身の体力を向上させると言われています。
このように、よく噛むことはむし歯や歯周病の予防をはじめ、肥満予防、味覚や脳の発達を促す、胃腸吸収を促すなど、多くの効果が報告されています。
しっかり噛むためにできること
受け口や開口、八重歯や歯の重なり、ねじれなどの叢生、すきっ歯、出っ歯、深すぎるかみ合わせ、あごの成長の左右差などの不正咬合があると、歯がうまくかみ合わず、しっかりと噛むことができません。
よいかみ合わせとは、しっかりと噛むことのできる歯並びです。
矯正治療では、現在の歯並びとかみ合わせの状態を把握し、理想の歯並び、かみ合わせになるように矯正装置やマウスピースを装着し、歯を動かしていきます。
当院の矯正治療とは
当院では、マウスピース型矯正としてインザビラインを扱っています。
ワイヤーを用いた矯正に比べて目立ちにくく、取り外しができるため、歯磨きや食事が行いやすく、口の中を衛生的に保つことが可能です。
また、口腔内スキャナーを用いて歯並びやかみ合わせを確認するので、口の中に歯科材料を流し込む歯型とりが必要ありません。
コンピューター画面上で理想の歯並び、かみ合わせまでの歯の動きを再現するので、治療経過をイメージできます。
インザビラインが適応できない症例もあります。
歯並び、かみ合わせなど、気になる症状がある方は福岡市南区の秋岡デンタルクリニックまでお問い合わせください。
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